Mac本体からにっくきiTunesライブラリを追い出す・2016年夏
昔の「宵越しのキオク」でも何度も書いたテーマ。今回はさすがに完結編だと思う。
これまでのあらすじ
iTunesライブラリ自体を本体SSDに置いとくのは本当に無駄のひと言。ただ、いろんな意味で問題がある。
●本体じゃなくてNASに置けばいいじゃん
NASはafp使ってアクセスする。どうもiTunesにバグがあるようで、hfs上にある前提でファイルを管理してしまうため、大文字小文字などの文字コードの処理がおかしくなる。具体的にはhfs+ならば無視していい大文字小文字混在アーティスト情報を、afp経由だと「別のアーティスト」として認識する。そのため、ファイル管理が二重化することがある。こうなってしまうと、NASからローカルにコピーするタイミングで大文字小文字を処理できず、コピーエラーになる(NASではAaaとAAAは別だが、hfs+にコピーしようとすると重複になる)
●じゃあhfs+フォーマットの外付けハードディスク使えばいいじゃん
iPhoneの同期を行うたびに外付けハードでぃすく使いたくない。
●じゃあiPhoneやめればいいじゃん
そう、だからGoogle Play Music使ってた。が、もうAndroidは使えない体なので、iTunesとiPhoneを使う。
ということで、解法はこれ。
Apple Musicを契約する
ライブラリをiTunes in the Cloudにアップロードする
全部アップロードを確認したら、iTunesフォルダごと外付けハードディスクにコピーする
Option押しながらiTunesを起動し、新規の(空の)ライブラリを作る
(必要があれば)元のライブラリを本体HDDから消す
これをやることで、ライブラリは空ながら、Apple Musicの機能でクラウド上の音楽を聴ける。もし新たなCDを買ったりした場合は、外付けハードディスクをつないでからリッピングなり購入を行う。しばらくするとクラウド上にアップロードされるので、そうしたらiTunesライブラリをまた新規側のほうに変更する(Option押しながら起動で選択)。これならなんとなく運用できうる形だね。
iTunes match相当の機能になったからありがたい。これがきっかけでした。
この過程で見事にプレイリストを半壊してしまいましたけれど、それはまた別のお話。アップル滅びろ。